Veneziaの道はツライのよ。
ロンドン留学前のイタリア旅。タイトルの通り、私の1番の心配はココだった！ヴェネツィアの道！道というか橋！！
ツライ！30㌔のスーツケースを引きずって階段を上り下りする橋を渡るとかツライ！
しかもここはスリの多いイタリア。アジア人の女がでっかいスーツケースを引いている。明らかに盗んでも追いかけて来れなさそう。ガラガラガラガラ…まあ格好のカモになるでしょうね。
でも留学前の旅行。貴重な資金、絶対にスられる訳にはいかない！汗だくガラガラ。きょろきょろ挙動不審！そこに1人の男が声をかけてきた。
荷物運ぼうか？
出たー！絶対怪しい！！
ダメ！これダメ！お金取られるやつ！
と、思ったんだけど、そしてもちろんお金は取られるんだけど、胡散臭い感じじゃない。
だいたいはタダでやってあげるから！みたいに言ってきて、無理矢理荷物を奪い取って運び、最後にはい、じゃあお金ちょうだい！っていうやつ。だけどこの人は最初からしっかり金額提示してきた。
あれ、大丈夫かな？
いくらだったかは忘れたけど、15€ぐらいだったかな？安くはないけど、友達と2人分運んでもらえること考えればまあいいかなと。なによりもう手が限界だった。ここからホテルまでまだ歩いて10分。たかが10分されど10分。しかも迷わなければの話。
このスーツケース持ってあと何本橋を越えればいいんだ？いや、無理。もうここはこの人を信じてみましょう！
とはいえ、これから1年ロンドンで暮らしていくための全てが入ったスーツケース。とても心配！
しかもお兄さん、こんな重たいスーツケース2つも持ってるのにものすごいスピードで橋も難なく渡って行ってしまう…このまま逃げられちゃうんじゃ？ってぐらい早い！必死にお兄さんについて行く。。
不安だったけど、お兄さんのおかげでヴェネツィアの迷路みたいな道も迷子にならずすんなり到着！よかったぁ〜！
支払いも始めに提示された金額のみで、帰りも必要なら呼んでねって名刺置いてササッと帰って行った…疑ってごめん、お兄さん！非常に助かったよ！！ありがとう！
この金額が妥当だったのかはわからない。だけど、ホテル(というかAirbnbみたいな感じ)はかなり入り組んだ路地裏にあって自分たちであの荷物持ちながら10分で見つけることは不可能だったと思う。
結果、信じて頼んでよかった！^ ^
彼は荷物を運ぶための台車もしっかり持っていたし、スーツケースに傷は一切なし！
駅前に何人かいて、きっとあれはちゃんとした仕事なんじゃないかな〜わからないけど。でも正規の仕事かなんてもうどうでもよかった。だって本当にありがたかったから。
さあ、これでVenezia旅のはじまり。
これからどこへ行こうか。
Milano到着！
さて、ロンドン留学に出発！と思いきや、イタリアに着いてしまいました！
なぜならイタリアが大好きな私にとってせっかくヨーロッパに行くのならと外せない工程だったから。
そして類は友を呼ぶとはよく言ったもので、私の友達もなかなかフットワークが軽く、ロンドンの前にイタリア寄ろうかと思うんだけど〜と言えば、じゃあ一緒に行こかなーでついて来ちゃった！
と言うことで、2人旅スタート！
なんだけど、なんと同じ街に住んでいながら飛行機はバラバラ現地集合。
無事に会えるのでしょうか？
空港に着き、Wi-Fi繋ぎ、連絡してみるものの一向に繋がらず…(この時日本のキャリアを解約したこと少し後悔。。) どうもイタリアはネット環境が悪い！昔、留学してた時よりはかなり良くなってるものの、10年前はまだガラケー時代でパソコンも雨が降る日はほぼ使えなかったなぁ。。10分のYouTube見るのに3時間ぐらいかかってたなぁ。
とか、思い出に浸ってても友達とは一切連絡取れず仕方がないので向こうの到着ゲートに向かってみると半泣きの友達発見！彼女は英語が話せるけどなにせアクセントの強い英語が返ってくるもんだから聞いても全然わからなかったと。
何はともあれ、会えてよかった！
無事ホテルにも到着し、とりあえず爆睡。
そしていよいよイタリア旅スタート^ ^
朝は美味しいコーヒーが飲みたい！！とホテル近くのバールに行き、陽気なイタリアのお兄さんと話しつつクロワッサンとカプチーノでボンジョルノ！なんて幸せな朝！
お腹いっぱいになれば元気もいっぱい^ ^
まず向かったのはDuomo！
地下鉄の階段から出て目の前にそびえ立つDuomoは何度見ても美しい✨
ずっと見ちゃう！ハトのエサ勝手に手乗せられそうになったり、ミサンガ巻かれそうになるのを華麗にかわす必要はあるけど。
ただ私的にミラノってそんなに魅力的じゃなくて、都会すぎるというか、きれいなんだけど、半日いればもういいやってなる。
結局、定番のGalleria Vittorio Emanuele II ( duomo横のアーケード)でサクッとかかとくるっと回して、
(この牛の股間の部分にかかとをのせて立ったままくるくると回転すると幸せになれるらしいよ)
有名なパニーニとジェラート食べて、duomoの上登って終わり。後はバールでだらだら美味しいワイン飲んでくっちゃべってました。でもね、ただ飲んでるだけなのにあんなに美しい街で飲むワインはなぜあんなに美味しいのか！
歩き回る観光もいいけど、現地の人たちに混ざってのんびりもいい🥰
と、まあ短いミラノ観光だったけど、これはまだ序の口！
次はヴェネツィア編！
いざLondonへ！の前に。
29歳の夏、30を前にし彼氏と別れ、もう結婚なんてできない…誰もいない。。と私は悲しみのどん底にいた。そんな日々を救ってくれたのは、「日本にいても毎日同じことの繰り返し。出会いもない！ならいっそ三十路記念に海外に行こう！」という思いだった。
そこからは仕事から帰ってきたら15分でごはん、そして2時間英語の勉強。勉強。勉強。毎日！毎日！
でも楽しかった。失恋の痛みもまぎれた。目標があればがんばれる💪
そして仕事を辞め、VISAを取り、出発の日が決まった。不安だった。
失恋の痛手で突発的に決めた留学…これでほんとによかった？大丈夫？その後のことは？いろいろ考えることはあったけど、もう遅い。大金注ぎ込んでしまったし、もう行くしかない！！
でも不安だよ〜
イギリス人で優しいのかな〜冷たいとか言うよね〜ごはんまずいのかな〜ぐるぐるぐるぐる🌀
やるしかない！と不安！泣きそう！を毎日行ったり来たり。
正直、出発直前までずっと迷いがあったし、不安も多かった。だけど、その日は来た！
当日の朝、全く行く実感がなかったことを覚えている。
だけど準備はできてる！スーツケースもパンパン！さあ、ロンドンへ出発だ！と思いきや、その前に…
三十路記念にロンドン行きを決めた私でしたが、ハタチの頃にイタリアへも留学しておりました。
ということで、ロンドンの前にイタリアへ寄り道〜到着！
ドーン！Milano🇮🇹✨
30㌔のスーツケース引きずり電車乗り継ぎミラノ→ヴェネツィア→フィレンツェの旅！腕ちぎれるかと思った…
今思えばロンドン行って落ち着いてから来ればよかったんじゃん？て思うんだけど、イタリア愛が強すぎてフライング。
だってロンドン ⇄イタリアなんてヘタすれば数千円で行けるんだもん。そりゃ行くよね。うらやましすぎ。島国、日本にはない感覚！ヨーロッパってなんていいところで便利なんだろう。街並みはどこみてもきれいだし、ごはんは美味しいし、イケメンがゴロゴロいるし…これだからやめられない！
このミーハー心が災いし、ロンドンで出会うことになるイタリア人にハマって行きます。。
でもせっかくなのでイタリア回想録も作ろう^ ^
次回ミラノ編！
